阿呆な姫さま【新卒をすててSexを学ぶ】

新卒をすてて、セックスやらジェンダーやらを学んでいる陽気な関西人

性を学ぼうってなんで?【Sexual】

あまり、あたし自身のことは表立って書きたくないんだけど、めっちゃ変わってる進路・人生だから書くべきだよ!!と、友達から言われたので、書いてみようかなと思っています😏

私は、ごく普通の田舎の公立高校を卒業し、関西圏の国公立大学に行きました。大学では、福祉学を基本に、セクシュアリティジェンダーについて学んでいました。そもそも、高校時代の運動部のマネジャーの経験から、人をサポートすることやサポートすることでその人が輝くことにやりがいを感じるタイプでした。そして、人のサポートをして、その人が輝くことが出来ることがしたいな~と思って、福祉学が学べる大学を選びました😄

そこで出会ったのが、日本では珍しい【ジェンダー学】🧡💛💜

別に、そもそもジェンダーに興味が無くても、なんか性のことって面白そうじゃないですか。だから、楽しそうといった単純な理由ではじめはスタートしました🔰

そして、面白いのが、ジェンダー学だけども、【ジェンダーだけでなくセクシュアリティもしっかり学べたんです。それも、先生の専門領域が、【HIV/AIDS・LGBT+Q・避妊】といった、もうジェンダーセクシュアリティを学ぶには申し分ないくらいでした。

 

そのため、

性に関する法律とマイノリティの方への支援・LGBT+Q・同性愛者のHIV/AIDSの実態とその支援など…🏳‍🌈日本にはびこるジェンダー問題によって、生き辛さを感じている方への支援や体制整備についてや

日本の避妊における問題・性感染症の動向と若者の性・性行為・性教育の問題・妊活における実態などなど…いわゆる🔞セックスと呼ばれる領域の、セクシュアリティに関する問題やその支援について学びました。

 

先生の部屋にはコンドームの山

ゼミの先生の部屋には、限定モノや海外のモノ、山ほどのコンドームが置いてありました。コンドームは、避妊・性感染症予防のための、大切な医療用品です。そのため、それぞれのパッケージや素材・大きさ・強度なんかの違いを確かめたりし、コンドームの医療的役割を触って遊びながら学んでいました(笑)🤣💛💜

こんなこんなで、どんどん性って面白いな~と思い、はまっていきました。

 

セクシュアリティに本気になったきっかけ➀

ジェンダーセクシュアリティも大好きでしたが、大学2回生の夏休みに、ハワイ大学ジェンダーセクシュアリティ学に特化した短期留学に行って、もう衝撃がすごかったんです!!そこで、セクシュアリティ好き~ってなりました。

衝撃No.1 セックス時の体位を学ぶ💜🙄

衝撃No.2 コンドームも設置!セクシュアリティ部屋🏳‍🌈

衝撃No.3 コンドームネックレスを首にぶら下げて過ごす🎶

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セックス時の体位を講義で学ぶ!?

衝撃No.1の、セックス時の体位を学ぶって、ほんとどういうこと?って感じですよ。講義室の前の大きなスクリーンに、体位のイラストがスクリーンいっぱいに映し出されるんですよ~

講義室には、男性、女性、その他性別や国籍に関係なく学生がいて、セックス時の体位を見ていたんですよ!日本じゃ考えられないな~て思いながら、楽しくみてました🏳‍🌈💜💛

15個くらい紹介されてたんですが、その中でも、【高齢カップルのための、膝を痛めにくい体位】が一番印象的🙄🙌

確かに、高齢者とセックスって、すごく離れた存在で考えていたけれど、そうではなくて、性の豊かさに年齢は関係ない誰もが性の豊かさを得ることが出来ることが大切で、それこそが性の健康😊💕

こんなそんなで、衝撃的な性に囲まれた短期留学は過ぎていって、最後には、セックスをこんなにも学べるって素敵なことだと思いました😉🔰

セックスってタブーなことで、セックスについて話すことも控えた方がいいってイメージでしたが、そうではなく、セックスは私の健康に関わることで、セックスについて考えることは、私やパートナーのことを気にかけていることなんだと思いました。

また、衝撃No.2の、セクシュアリティ部屋が、大学構内に設置してあることが何よりも羨ましいことです。

 

コンドームも設置!セクシュアリティ部屋

セクシュアリティ部屋って聞いて、セックスをする部屋やと思った人はいませんか。そんな部屋ではなく、セクシュアリティ部屋とは、保健室とは別に、セクシュアリティの悩みに特化した休息できる部屋のことです👌

そこには、

昨晩、彼氏とセックスしたけれどなんだお腹が痛くて不安で…授業にでれないくらい不安なの…😢

アフターピルが欲しくて来て、飲んでゆっくりしているの…アフターピルのんだ後気分悪くなったりするからね、休めてありがたいわ😌

今晩、気になる人とデートなんだ、だからコンドームもらいに来たよ🤗

と、性別関係なく、常時数人が休んでいました。

アメリカ含め、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・北欧諸国・アフリカ諸国の大学では、保健室のような休息室には、コンドームが置いてあります👍

また、学校によっては、アフターピルも常備してあり、妊娠の不安で大学に来れない子たちを、むしろ大学で安心させることが出来るようになっています🙌

これは、性教育の機会が増え、個人の性に対する意識の向上だけでなく、貧困でコンドームやアフターピルが買えない子たちにも、安心・安全な性生活を送ることが出来、誰もが性の豊かさを得ることが出来ます💕😉

(衝撃No.3は、また機会があれば書きます)

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日本の性教育って…

こうやって海外の話を聞くと、日本ってどうなんだろうと思いません?

おそらく、中学校くらいから、性やセックスについて興味を持ちだし、セックスについて知りたいし、やってみたいし…と思っていた人が多いはず。

けど、正直全然わからないし…😶

パソコンやスマホで調べてみるけど、親に見つかったらどうしよ…😟

コンドーム買うのって、恥ずかしすぎでしょ…😩

○組の△ちゃん、やったことあるんだって!え…みんなもうやったことあるのかなあ…あたしまだないな…😖

なんて思ったりもしていませんでしたか。

周りとなにかと比べてしまいがちな、中学生・高校生なんだもの、仕方ないと思います。

ただ、やはり問題なのは、日本では、大人から自信を持って性教育をされてないから、性がタブーなことなんだと思ってしまっていること💦そして、性教育といっても、言葉だけを教えて、必要な実践的なことを教えられないこと。

英単語も、単語だけ覚えたって話せないじゃん。例文に当てはめて、実践的に単語を使う方法を知って、そこでやっと英単語を覚えて使えるようになってるじゃん。

コンドームも同じ。コンドームって言葉だけ学校で教えられても、実践が分かんないんだもの、使えないじゃん😫💦💦

(一方の、海外のコンドームについての性教育については、また書きます)

 

このように、大人から自信を持って堂々と、学校で実用的な性教育を教えられていない日本の性教育で、育ってきたからこそ、ハワイ大学での授業は衝撃でした。けれど、日本のように知りたいけど隠れて知るしかない、誰にも話すことが出来ずに悩んでしまう環境ではなく、いつでも知りたい情報が知ることが出来、いつでも頼ることが出来る環境であることが、とても心強いなと感じました😉🧡

 

こうやって、大学2回生は過ぎ行って、3回生…

周りは就活してる…あたしは…

 

続く